苦悩

苦悩


悩んでいる時がある。
誰にも言えずに只、ひたすらに、
独り頭を抱えるしかなかった。

そんな時に一羽の兎がやってきた。

「元気出して、僕が一緒にいるから。」

ありきたりの言葉かも知れないが、
私には小さな兎の一言がとても大きく感じた。

幻かもしれない。
しかし、私の隣には兎が確かに居た。






拍手等ありがとうございます。
感謝。
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師弟関係

東天紅



「師匠、これは如何でしょうか?」
差し出した花と、師匠が描いた花
どちらも生きている花、でした。
違いと言ったら、
私が差し出した花には色があり、
師匠の描いた花は墨と紙の白だったということ。
墨で紙に描いたのだから当たり前だが。
墨で描いただけでも、本物とそっくり、同じと言っても良い程だ。


師匠は花をみて言った。
「とても綺麗な花だ、」
私の持っている花をみて言ったのか、
自身の描いた花をみて言ったのかはわからない。


「直ぐに君も描けるようになるよ、」
師匠の筆はまた動き出した。

私は掌に乗っている花と師匠の描いた花を眺めながら思った。

嗚呼、私もこのような綺麗な花を咲かせてみたいな、と。





拍手ありがとうございます。
感謝。



与の手頂の手

与の手頂の手


与える手と頂く手

与えると頂くで繋がる人と人の縁
ある人からは頂いて
ある人へは与える
私達はこの世の様々な事を
教えたり、教えられたり
与えたり、頂いたりしている

人々から頂いた素晴らしい言葉を胸に、私は思う
いつか私も、人へ素敵な言葉を贈れる、与えられる存在になりたい、と。





拍手ありがとうございます。
感謝。

炎の掌

炎の掌


炎から生まれた私は火輪と名を与えられ、この地へやって来た。

この世界に生きる人々に、私は何が出来るだろう?
私より一足先に此処へ来ていた水は、人々のあらゆる生活の場面に欠かせない大切な存在になっていた。
考えた末、私は炎を使い、人に光とあたたかさを与えた。
火を手に入れた人々は私に感謝の言葉をくれた。
暗闇を照らす光とあたためる熱は彼らの生活に直ぐに取り入れられ、
私もこの地で共に暮らすことになった。

しかし、私は水達とは違い、生き物が触れることは出来ない。
火に触れた生き物達は怪我をし、傷つき、その痛みに恐れる。
初めは私の存在に喜んでいた人々はやがて、私を避けるようになった。

大きい火は嫌われる、
今まで築き上げた全てを燃やすかも知れぬ恐怖に、
やがて人々は私を遠くへ追いやった。


独り、になってしまった。
私は生まれてきて一体何の意味があったのだろう?
私がした事は、間違っていたのだろうか?


行く宛も無く暗い空の下彷徨っていると、一羽の青い鳥が木の枝に留まっているのを見つけた。
恐る恐る近づいてみると、青い鳥は私に気づき、話し掛けてきた。

「何故だろう、貴方が近くに居ると明るくてあたたかいですね。
きらきらぽかぽかしていて、何だか嬉しい気分になってきました。」

青い鳥は微笑みながら囀った。


何故だろう、
その言葉が深く、私の胸の奥にあたたかさと光を灯した気がした。

本日はありがとうございました。

本日はCOMITIA102でした。
スペースに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

本やポストカードをお手に取って頂けて嬉しかったです。お話も出来て楽しく、素敵な時間を過ごせました。

次回は来年5月COMITIA参加予定。2月は検討中です。
参加予定はまた決まり次第お知らせ致します。


これからも漫画やイラストをはじめ、顔彩絵の具等手塗りの作品達もあげていきたいと思う次第であります。



よろしくお願い致します。


COMITIA102に参加します。

お知らせ

11月18日開催のCOMITIA102に参加致します。
スペースは「か12b」、「ラクよい」になります。

新刊は
占い屋のお話です。

・占い屋のよみ
20ページ 200円

・ポストカード数種
各 100円

既刊
・和京漫画
20ページ 300円
白黒のイラスト本


占い屋表紙。
占い屋:表紙



本編の一部分。
占い屋:サンプル




当日参加なさる皆様、よろしくお願い致します。

小さき者2

小さき者2


小さき者の旅

夜道を通るには火が必要。
夕暮れの空の下、小さき者は火を探していました。
夜になると辺りは真っ暗な世界。
ふと、宙に浮かぶ火を発見。

「すみません、火を分けて頂けますか?」

相手は狐火でした。
「お安い御用だ、どうぞ。」

小さな提灯に火を灯す。
その火はとても明るく、あたたかい。

暫く、小さき者と狐火は話をした。

「小さき者、お主は何処へ行くのだ?」
「旅をしているんです」

小さき者は、これから旅をしている理由を狐火に話した。
狐火はそれをとても興味深そうな表情をして聞いていた。



拍手ありがとうございます。
感謝。

時間

「時間」とは大切なものだ。
時間は戻すことの出来ない存在。
あの時、こうしたかった、こうすればよかった。
思い返せば後悔は好きなからず誰にでもあるだろう。
しかし、無理なのです。
もう戻れない時間なんです。

ならば、
過去の記憶に縛られるよりも今を生きる。
今を生きて、未来に希望を持つ。
それが一番時間を大切にする方法かもしれない。



拍手ありがとうございます。
感謝。

背後に注意

背後に注意


背後に注意。
いえいえ、そんなアヤシイ物ではありません。
振り向けば後ろは影。
どんな奴等が息を潜めて狙っているかわかりませんよ。
そろりそろりと近づいて、後ろから機会を待っています。
もしかして人の形をしているかもしれません。
襲われないように注意して下さい。
その者が、どのような姿をしていても、ですよ。



拍手ありがとうございます。
感謝。

お知らせ

お知らせ

来月11月18日開催のCOMITIA102に参加致します。
スペースは「か12b」、「ラクよい」

ポストカード数種類・コピー本等予定しています。
詳細は後日改めて連絡致します。



よろしくお願い致します。

桜雨に待人

桜雨に待人

しとしと、もうすぐ雨が降る。
桜の花びらがひらりひらり、
風と共に舞い落ちる。

傘を差し、もう少しだけ、待ってみる。

夜の散歩道

夜の散歩が好きです。

お店のある大通りを横切ると、
小さな道がある。
そこは街灯で明るいのに、いつも誰も通っていない。
ゆっくりと一人その道を歩いてみると、
心の中の靄も忘れられる、そんな気がします。
見上げれば星空、とても綺麗。

散歩していると、
嗚呼こんな人物描きたいな、風景描きたいな、と浮かんでくるような気がする。

夜の散歩、自分にとっては
気持ちを切り替えられる一時の休息なのかもしれません。



拍手ありがとうございます。
感謝。

人と繋がり手

人と繋がり手

手と手を繋いで、繋がったと思っていた人の心。
しかし、実際は違う時もある。

手から伝わる本当の心の内。
笑顔なのに、心では怒っていたり、
悲しい顔をしているのに、心では笑っていたり、
本当の自分を見せない人たち。

手と手を繋ぐ。
貴方は何を考えているのかしら。
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